スポーツスター(2003年式XL883) ジャンクエンジンを解体する

スポーツスター(2003年式XL883)のジャンクエンジンを購入

今のXL1200Cに不満があるわけではないけれど、ヤフオクで2003年式スポーツスター(XL883)のジャンクエンジンが4万円ほどで売られていて、衝動買いしてしまった。重すぎる荷物で個人宅への配送が不可だったので、埼玉のGarageTakaさんで受け取ってもらい、ミニで取りに行ってきた。

ジャンクエンジンなんて買ってどうするの…と思うだろうけれど

  1. 将来1000㏄化するかもしれないので883のシリンダーヘッドとシリンダーが欲しかった
  2. XL1200Cのメッキのカバーに飽きたとき用に883のポリッシュのカバー類が手に入る
  3. XL1200Cと共通のフライホイールが生きていたら予備に使える
  4. 01以降の強化タイプのオイルポンプもついている
  5. トランスミッション、カム、セルモーター、オルタネーター、クラッチシェルなどの予備も手に入る

エンジンのどこが壊れているのかは不明だったけれど、最悪ヘッドとシリンダーだけ手には入れば満足で、それだけでも4万円の価値はあったのさ。

重すぎるスポーツスター(2003年式XL883)のエンジンを引き取り時に解体

スポーツスターのエンジンを解体
スポーツスターのエンジンは単体で100kgくらいあるらしい。そのままでは重すぎて持ち上げるのは不可能。ミニのトランクにも収まらないサイズなので現地で腰上をバラしはじめる。バラす手順は下記やサービスマニュアルなどで先に予習済み。なぜかカムが最初から外れているエンジンだったので、圧縮上死点のことは気にせずロッカーカバーをバラしてOK。

スポーツスターのシリンダーヘッド
シリンダーヘッドとご対面。

スポーツスターのシリンダーヘッド
シリンダーヘッドは深刻なトラブルは無さそう。再利用していいんじゃないかな。


タペットカバーも使うかもしれないので、どこについていたのかがわかるようにナンバーを書く。

883のシリンダー
シリンダーも結構綺麗。883の排気量のまま移植できるかも。

883のシリンダー
883シリンダーは大事にストックしておかなくちゃ。


01以降の強化タイプのオイルポンプはそれ以前のスポーツスターにも使えるので、忘れずに救出してあげなきゃね。07以降のスポーツスターはさらにオイルポンプが改良されていて、そっちも91年以降の5速スポーツスターにレトロフィットするらしい。純正を買うより、ドラッグスペシャリティの下記の方が安いけれどね。下記は1991年~現行スポーツスターに対応って書いてあるので、改良版のオイルポンプだと思う。


腰上をバラバラにしたら、やっとミニのトランクに載せることができた…腰下だけでも半端なく重い。

91~03までのスポーツスターの腰上をバラすのに参考になる動画

作業前にこの動画を見ておくと参考になるよ。ハマーパフォーマンスのプロメカニックの動画なので、素人の作業動画を見るより確実!

スポーツスターの腰下を家の中でバラバラにする


腰下を自宅に持ち込んで、プライマリーカバーを外してクラッチ盤を外す。


クラッチ盤は外さなくても腰下はバラバラにできるんだけれど、どのくらい消耗しているのかを見ておきたかったのさ。クラッチ盤は相当消耗していた。


続いてはクラッチとプライマリーギアのロックナットをそれぞれ外す。クラッチのロックナットだけ、回す方向が通常の逆だよ。プライマリーのロックナットはとんでもなく硬く締まっているので、60cmのフレックスハンドルに全体重を載せてクリア。60cmのフレックスハンドルはドライブプーリーを外すときにも大活躍してくれたよ。100cmを買ってもよかったかも。

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ちなみにプライマリーギアは883と1200で歯数が違うので、これは1200用のストックパーツにはならない。1000㏄化したときは同様に883と1200で歯数が違うドライブプーリーと一緒に移植してもいいかもね。


トランスミッションにご対面。ミッションは883と1200で共通なはずなので、予備パーツとしてストックしておこう。


ミッションを外しても5速ギアだけ、こんな風にベアリング側に残る。この5速ギアとベアリングを外すには特殊工具が必要。

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03以前のスポーツスターのプライマリカバーを開けてからトランスミッションを外すまでの動画

こちらもハマーパフォーマンスの整備動画。ちょっと長いけれど、スポーツスターのトランスミッションを外すまでの過程がよくまとまってるよ。

その他、作業、スポーツスターのドライブプーリーを外すなど


883の強化タイプオイルポンプも救出。が、ドラッグスペシャリティのオイルポンプを注文済みなので、使うことはないだろうな。


プライマリーギアのロックナットも相当硬かったけれど、ドライブプーリーを外すのも大変だった…ドライブプーリーを外すときにはプーリーを固定するロックツールが必要だよ。ドライブプーリーもクラッチのロックナットと同様、外すときにナットを回す方向が通常の逆。また、ドライブプーリーの歯数は883と1200では違うので、このドライブプーリーは1200用の予備にはできない。一応、ストックしておこう。


汎用SSTがいろいろ使えればいいんだけれど、腰下をバラすのは特殊工具が必要で面倒くさいなぁ…。
腰下OHをするときはある程度まで自分でバラして、後は専門店に任せる方が楽かもね。