沢田マンションと高知市内巡り -Around Kochi city , Japan-

ヤァヤァヤァ! 今日の高知市内は天気予報通りの快晴!! 高知でお世話になっている「かつおゲストハウス」も青空の下、映えまくっているぜ!!
市内の前に「かつおゲストハウス」の紹介をしようかな。ここは、若い女の子が家族と一緒にのんびり運営しているゲストハウス。
元タウン誌の編集者だからセンスがいいのか、各部屋はゲストハウスとは思えないクオリティの高さ。ゲストハウスの雰囲気も素晴らしかったよ。若い子も中年も、どの年齢層でも居心地がいい感じ。ここまでの居心地の良さは他には鎌倉ゲストハウスでしか感じたことがないなぁ…。
で、高知市内の紹介だ。最初にやってきたのは藁工倉庫。
ミュージアムがあったり、スペインバルがあったり、演劇などが開催されるショースペースがあったりと、高知のアート文化の発信地がココ。
元々は藁製品を扱う会社の倉庫だったんだけれど、そこを改装して2年前にアートスペースに生まれ変わったんだって。
こういう雰囲気、ワシ、めっちゃ好きじゃきに!
細かなところまで丁寧に作り込まれているね。
エエがな、エエがな!
すっかり藁工倉庫が気に入ったので、時間を変え、日当たりが変わってからもう一度写真を撮りにきた。
こういう些細な日当たりの変化で印象が違ってくるのよね。
カッコええがな!!
さてさて、高知市内では恒例のカフェ巡りもやってきたぞ。1つ目は10 COUNT(テンカウント)っていう昔ながらの喫茶店。
お店の裏側の壁に描かれた、このイラストに惹かれて訪れたんだ。
10 COUNTの隣のマンションにもオシャレな感じのイラストがあった。10 COUNTのオーナーの親戚が持っているマンションなんだって。
10 COUNTのモーニングセット。モーニングセットに味噌汁がつくのは高知では当たり前らしい。
10 COUNTのオーナーさんにススメられて、近所にある絵が描かれたアパートを見にきた。ここもさっきの鍵盤マンションと同じ人がオーナー。
場所を変え、高知駅周辺をブラブラ。
街の雰囲気が少しだけ那覇と似ている気がする。建物の古びた感じとか、壁の色使いとかね。
たっすいがは、いかん! 何のことかサッパリ意味がわからんけど、あの人懐っこい高知の人が言うのなら、ワシもイカンのだと思う。
次なるカフェは「光の種」。オーガニックフードやコーヒーを出してくれるお店だったかな。
東京にありそうなオシャレな感じ。当然コーヒーは美味いし、内装もいい雰囲気。高知のカフェはレベルが高いなぁ~。
空間の使い方が美しい。綺麗な女性がオーナーなんだけれど、繊細なセンスを持っているんだろうね。
2Fの和なスペースも素敵だったよ。
またまた、たっすいがは、いかん!
お次は古民家カフェ、terzo tempo(テルツォ テンポ)。ここは日に二度も訪れてしまうほど、お気に入りになったカフェさ。
ご覧の通り雰囲気が抜群なんだけれど、一番バツグンだったのは東京から移住してきたオーナーの雰囲気。心地いい空気を持った人で、お店に流れるゆったりとした時間はこの人がいるからなんだろうな。
高知市内にはキャラクターの違う、居心地のいいカフェがたくさんあるんだなぁ…。こういうカフェがたくさんある街はきっといい街なんだと思う。
市内にはどうやら若い人がやっているカフェも多いみたい。最近の地方都市は元気がないけれど、高知市は金沢市や長崎市、那覇市で感じたような、若い力のうねりがある気がする。何か新しいカルチャーが生まれてきそうな街だな。
で、だ。ここが今回の旅のメインイベント、沢田マンションだ! 建築好きには有名な、1冊の本にもなっている沢マンだ!!
一般の人が入居しているマンションが観光地になっているのって、たぶん日本ではココだけだと思う。
いざ、沢マン観光へ!
でも、まずは1Fにあるカフェレストラン「chubby’s kitchen(チャビーズキッチン)」へ。沢マン観光のルールがよくわからないから、どこまでが入っていい場所で、どこまで撮影していいのかを確認しに来たのさ。
ムムム…カルボナーラは飲み物? ここもエッジの効いた、一筋縄ではいかないお店っぽいな。
定期的に合コンを開催しているカフェレストランってのも面白い。最初は1回限定で始めたものの、要望が多くて止められなくなったらしい。
これが飲み物とされているカルボナーラ。ここの食事はどれも手間暇をかけて作られていて、ちょっと驚くほどの美味さ。沢マン観光の前後にchubby’s kitchenは必ず訪れよう。
さて、沢マン観光だ。
沢マンに入居しているほとんどの人は一般の人だけれど、中にはお店をやっている人もいる。
屋上までこんなスロープがあるマンションって他にはない。マンションの上まで車で上がれるような設計になっているんだろうね。実際、2Fか3Fには入居者の駐車スペースがあるんだよ。
沢マン屋上にやってきた。
この写真だけを見せたら、ここがマンションの屋上だってわかるヤツはいないだろうな。
沢マンはまだまだ進化の途上にある、だから資材を吊り上げるためのクレーンがドーンと鎮座している。
エエ眺めやな~。
沢マンは沢田ファミリーだけの力でイチから造られたマンション。だから、マンション内にいろんなモノを加工するスペースもあるんだぞ。
いやいや、面白いモノを見せてもらえたよ…。噂通り、スゴイマンションだね。
沢マンの後はterzo tempoで教えてもらったアジアンカフェ「ワルンカフェ」へ。
ここはインドネシア雑貨も扱うカフェ。カフェっていうほど気取った場所ではなく、近所の小学生がアイスクリームを食べに来るような、入りやすいところさ。
名物はココナッツアイス。サクサクした歯ごたえの懐かしい味のアイスだよ。
アイスクリームでマッタリした後は海の方に走りに行ってみた。写真は途中で見つけた太平洋セメントの工場。
太平洋セメントの工場って、全国どこの工場もカッコいいのよね。
その辺の重機置き場。名前はまだ無い。
浦戸大橋が一望できる御畳瀬(みませ)という地域へやってきた。ここもterzo tempoでススメてもらった場所。ちなみに写真に映っている連絡船の航路は県道扱いになっているらしい。県道278号線の一部は海の上を走っているのだ。車や中型のバイクは無理だけれど、125㏄以下のバイクなら連絡船にも乗れるみたい。
のどかなのどかな、御畳瀬の港をしばしブラブラ。
一応、桂浜にも来てみたものの、何でここが観光地なのかがよ~わからんきに。ただの浜辺じゃきに。
最後にいろいろ教えてもらったお礼を兼ねて、またまたterzo tempoへ。
このお店、ホントにいい雰囲気だな。1時間でも2時間でも、時間を忘れてのんびりしていたくなる場所。
これから晩御飯を食べるって話をterzo tempoでしていて紹介されたのがココ、「丸吉食堂」。
昭和な昭和な感じが色濃く残る、純和風の定食屋さん。
オススメされたのが中日というメニュー。うどんの出汁に中華麺をブッ込んだモノなんだけれど、サッパリとしていて美味しかったぞ。
丸吉食堂のお客さんは地元の人だらけ。すぐに県外から来たのがバレて、いろんな人に話しかけられる。「これを食ったことはあるか? …じゃあ食え」、「ここには行ったか?」などなど、人懐っこい人ばかり。今日回った光の種やterzo tempoでも「ここのカフェも面白いよ」ってあちこちの場所を紹介してもらえた。外から来た人へのこういう面倒見の良さや優しさが、たまらなく心地いい一日でした!
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